ウインタースポーツの代表ともいえるスキーを楽しむためには、自宅からゲレンデまでの移動が不可欠となりますが、マイカーを使わずに移動するための手段として便利なのが、旅行代理店で発売している各種のパッケージツアーです。このようなパッケージツアーの一種としてのスキーツアーにもいろいろな種類があり、この種類はたとえば目的地となるゲレンデの名称、宿泊をするホテルや旅館、移動をするための電車やバスなどの公共交通機関などの差によってもたらされます。したがって単にスキーツアーに参加をするとはいっても、内容の違いが大きいことを理解した上で、旅行代理店の店頭にあるポスターやパンフレット、チラシなどをよく確認して選ぶのがよいといえます。このようなスキーツアーの種類のなかでも特に大きな区分として、宿泊付きと日帰りという要素が挙げられます。
宿泊付きのほうがどちらかといえば一般的であり、これはゲレンデのほとんどが市街地を離れた山のなかに位置していることが要因です。宿泊をする場所はもちろんゲレンデの近くですが、ゲレンデと一体的に開発されたホテルの場合には、現地に着いてからの移動もしやすく、ナイター利用であっても安心できますのでポイントが高いといえます。ゲレンデから離れた位置にあるホテルまたは旅館に宿泊することもありますが、この場合は通常は送迎のマイクロバスなどが宿泊地とゲレンデとの間をシーズン中は往復していますので、多少移動に時間をとられることはあっても、利用上の問題は特にありません。